2番 南方いずみ 通告書に従い質問を致します。

 

1行財政改革について

「行財政改革プラン」過去の経緯と成果について

②令和2年度からの「第4期行財政改革プラン」の作成スケジュールと内容について

③第4期行財政改革プランに関して経営プロ等の有識者委員会設置を

について質問します。

 

今現在、行財政改革プランにつきましては「平成27年度から平成31年度」のプランが実行中と聞き及んでいます。人口が右肩あがりで増えていた時代に建設された公共施設の建替えの更新時期がせまる一方で、日本の成長期を支えた世代が後期高齢者になる2025年問題も控え、市税収入の大幅な減収は目に見えている危機であると考えています。

どこの自治体も同じですが財政が厳しい市の運営の大きな舵取りをする中で過去の行財政改革プランと似たようなプランだけでは今後の行政運営は非常に厳しい時代になると予測されます。

そこで、まずお聞きしたいのが、本市が行ってきました平成17年からの市の改革プランの経緯目標額実績を具体的な数字でお示しください。

 

地方公共団体における行財政改革の取組みにおきましては、多岐にわたり、本市においても膨大な項目になります。それは政府の指針にあるように、例えば自治体クラウドの導入、ICTの更なる活用、複数部署にまたがる業務の標準化、アウトソーシングの推進、窓口業務の簡素化、歳入確保の対策、他自治体との連携による広域行政改革等、す。本市では新しい体制に於いて、②「第4期行財政改革プラン」の計画も令和2年度よりスタートすると思いますが、この新プラン作成や検討に於いてのスケジュールや内容についてもお聞きします。 

この項目の最後になりますが平成169に「行財政改革推進委員会」が設置され開催された記録がございます。委員には有識者の方が多数参加され、一般の大企業の幹部経験者なども委員のメンバーであったようです。行財政改革プランの評価なども含めて経営感覚をもった専門知識のある有識者が令和2年度から5年計画期間とする「新しい政改革プラン、第4期行財政改革プラン」に関してパブリックな形で関与することは市民にとっての利益にもなりうる事ではないかと考えます。この、外部有識者の行財政改革推進委員会の設置関しまして、是非ご検討頂きたいですがいかがでしょうか?

 

行財政改革の基本は歳出の削減、つまり「節約」です。しかし削るばかりでは市民サービスが低下してしまいます。「節約」するだけではなく、地域経済を活性化し、より良い市民サービスに反映する行財政改革が急がれます。先日、その取り組みとして「地域未来投資法」に関しての勉強会に近畿経産省を招き勉強会が行われたと聞き及んでおります。勉強会の当日参加した本市の職員さん19の皆様の前向きな姿勢に感謝申し上げます行財政改革についてはわたくしも勉強させて頂き、今後も共に提案して参りたい所存です。