3)新規就農者を育成するための「農業スクール」確立について

 

1 業塾、「農のスクール」を農業委員会任意の「農業の未来を拓く会」で確立してはどうか?
2 本市が近隣他市にない独自性のある農業者支援の仕組み作りについて
3 「地球環境も考慮した幅広い農業」を学べる具体的な組織について

 

令和元年6月議会代表質問で新規就農に向けて大阪府・本市・JA農業委員会とのコラボで農業塾を実施してはどうかと質問し、検討していくと答弁がありました。その後、補正予算8万円が計上されましたがA4の紙一枚での形だけの募集で応募者は0人で失敗に終わりました。

その結果を受けて農業委員会の方々、青年農業者さんと「新規就農者育成事業」につきまして十分に意見交換をしました。結果はただ単に新規就農者の育成言いましても丹波市の同じ取組みは予算ハードルく、まるごと真似が出来るものでもないと認識しました。その上で、富田林版の農のスクール成功に向けて、就農希望者には何らかの農業との関わりを持って頂くきっかけ作りをして、農業に縁をつないでただく事が必要不可欠でその仕組み作りは相当な創意工夫が必要いう議論になりました。今現在、農業塾「農のスクールを開講する準備にあたり農業委員会と更なる議論を深めておりますが、①農業委員会の任意の農政部会「未来を拓く会」で確立する方向で協力を頂き、進めてかなければ追いつかないと考えています。

入口だけ農のスクールを開いた形を書類上で作りましても、仕組みが出来ていない状態では何の意味もないということです。仕組みを作ることは大変ですが、本市が他市にない独自性のある農業者支援の仕組み作りをする必要があるので富田林市の農業スクール、仮称:グリーンアグリスクールを開校し、講師の確保、JA、農家の協力を得て地球環境も考慮した幅広い農業」を学べるステージ作り具体的組織づくり急がれますがその点はいかがお考えでしょうか。

 

 

要望いたします。

このように農業スクールは、国が推進しようとしている「農地等の利用最適化」にも大きく貢献すると考えています。農業スクールの立ち上げは営農者を募集して富田林市で営農してもらい、遊休農地が減ればよいという単純なものではありません。富田林市、南河内の土地で営農すると選んでくれた次世代を応援し本市の農業振興の発展につなげたいと思います。さらに申しますと近年ブームの援農ボランティアも農業スクールの入口として活用する仕組みも早急に取り組むべき課題だと考えております。

すでに農業委員会の委員の皆さんには本市の将来の農業政策と若者育成の為に若尽力をいただき、次世代農業者が意見し活躍できる場、「未来を拓く会」にて農業スクール立ち上げに協力を頂いております。今だかつてない改革をされている農業委員会の委員の皆様に敬意を表します。是非、農業振興課の更なる協力をお願い致します。