5月の臨時議会のわたしの反対討論の全文を公開します。

この反対討論を書いたときに、100年前にスペイン風邪が流行し、身内が亡くなったことをお伝えしました。祖母は1歳で父親を亡くし、千早赤坂村で親戚に育てられました。祖母に多くの兄弟がその後生まれたとしたら、父が生きていてくれたら私の親戚も、もっと多かったのかな・・と考えると尊い命が失われたのかと今回のコロナショックを再認識したところです。

以下全文です。

議員提出議案 第2号(10%削減5カ月案)に反対の立場で討論します。
中国武漢市で昨年12月以降、新型コロナウイルス感染症の発生が報告されて以来、世界各地で感染が拡大し、世界の感染者477万人・死者31万人に達し甚大な被害です(5/19の数字)
わたしの祖母の父、そうそふ、は100年前にスペイン風邪で亡くなりました。
祖母が生まれてすぐ、のちょうど100年前の出来事でした。
東京都健康安全研究センターの調査によると
1918年から1920年に流行したスペインかぜは,全世界で患者数約6億人で,2,000万から4,000万人が死亡したとされている.
スペインかぜの1回目の流行は1918年8月下旬から9月上旬より始まり,10月上旬には全国に蔓延した.流行の拡大は急速で,11月には患者数,死亡者数とも最大に達した.2回目の流行は1919年10月下旬から始まり,1920年1月末が流行のピークと考えられています。
同じく同センターの精密分析では、1920年8月から、1921年7月に第3ぱ が
あったと報告されています。つまり今回の新型コロナウイルスにおける感染拡大の予防策を世界全体で講じることができなければ、世界人類の危機であると言っても過言ではないと考えます。

国は緊急事態宣言をしてから、様々な支援策を講じております。日本の経済がいまだかつてない未曾有の事態となる中、追加の政策なども、すすめております。さきほどの議員提出議案第3号、「議員の報酬を20%削減する案」を説明させて頂きましたが、まずは他市の事例を説明いたします。

資料説明

20%の報酬の削減、10カ月間では 1、980万円の財源
10%を5か月間の削減案では、495万の財源
差額 1485万円

大阪府議会は緊急事態宣言の間は報酬50%カット、その後も30%カット。を続けます。
市民に寄り添う立場の議員であるならば、その姿勢を市民に示さなければならないのではないでしょうか?