③ まちづくりは人づくり

わたしが富田林市のまちをより良くしたいと思ったきっかけは富田林市政に28年間関わってきた先輩が一番近くに存在していた事です。わたしはその背中を28年間見続けました。
私が社会人として成長していく段階で一番身近だった背中が教えてくれたものは母としての子どもたちへのおもい、女性としての働き方、故郷への愛着、自分のことより人の事を大切にする生きかたでした。そして何より仕事に対する真剣な姿勢でした。この仕事は人との繋がりと信頼関係がなければ成し遂げる事が本当に難しい仕事です。家族でさえ無理だろうと思われた仕事でも熱意を持っていれば相手が答えてくれる。そのような奇跡にも近い現場を近く見続けて参りました。
私は50歳人生の折り返し地点を過ぎたかもしれません。子どもが成長し私なりに実施してきた様々な取り組みと経験と信頼できる人のご縁を「富田林市のまちづくり」に尽力したいと志を持ちました。少子高齢化で先行きが不安視される日本ですが富田林市の可能性は無限大です。

赤字の公園を黒字回復させて話題になったカリスマ樹木医のこのみ先生にヒヤリング(2016年 夏 浜松市)